この記事を読むと①英検の検定料が上がったこと、②なぜ検定料があがっているかについて知ることができます。
検定料の推移
ごらんの通り、検定料は高くなっています。
唯一2022年に検定料が下がりましたが、2024年度から料金がまた上がります。
最安値の2002年と最高値の2021年を比べるとすべて2倍以上になっています。
グラフで見るとこんな感じ。
ひえええぇぇ・・・
これくらい給料が上がればうれしい笑
笑えそうで笑えないほど検定料が上がっています。
検定料が上がった2つの理由
検定料が上がった理由は主に2つあります。
理由① 物価上昇による原価増
ひとつめの理由は物価が上昇したことです。
おもに外部委託先の人件費、用紙・印刷費、物流費などが高騰したためです。
物価の高騰が英検の検定料にも影響したというわけです。
それにしても大学受験で使われる英検準1級が10,500円はなかなかお財布に痛いですね。
理由② 英検の品質向上のための研究・開発
ふたつめの理由は英検の品質向上のための研究や開発に投資するためです。
その研究開発は、問題作成や採点にかかる費用も含まれます。
2024年度から1級から3級のWritingタスクを増加するための費用ってことですね。
※2024年度からWritingの問題が追加されます。詳しくはこちら↓
ライティング問題を追加したら、採点する人の人件費だけでもかなりかかりそうですね。
2023年度中に受験しよう
身もふたもないことですが、今やれることは2023年度中に受験することです。
理由は大きく2つあります。
理由① 2024年度からライティング問題増加
ひとつめの理由は2024年度はライティング問題が1問追加されるからです。
今までの英検は「ライティングゲー(ライティングゲームの略)」と言われていて、テンプレを丸暗記すれば高得点が取れる仕様になっていました。
という声の対応としてライティング問題が追加されたとわたしは考えています。
逆に、2023年度中に受験すれば、ライティングで高得点を狙うことができます。
今のうちです!
理由② 2023年度3回は大学受験で使える
ふたつめの理由は高1も高2も大学受験で利用することができるからです。
大学受験で英検を使う場合、取得2年以内のみ有効になります。
そのため、2023年度第3回は高校1年生でも受験で使えます。
※それ以前に取得した英検は使えません
そして今は合格したかどうかではなく、英検のCSEスコアが大切です。
検定料が上がって、問題形式が変わる前に受験しましょう。
まとめ
今回は英検の検定料が上がることについてお伝えしました。
また、2023年度の英検の申し込みはまだ受付中なので、今のうちに受験しましょう。
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