【2023年度】英検2級に一発合格する勉強法とオススメ参考書

・2級のおすすめ勉強法は?
・2級の勉強のオススメ参考書が知りたい!

という質問をよく受けます。

「勉強法」と「参考書」を間違えなければ、英検2級に一発合格することができます

しかし、やみくもに勉強しても不合格になってしまいます。

今回は、現役で高校生に指導しているわたしが、英検2級に合格する実践的な方法をお伝えします。

①2級の前に準2級レベルの単語を90%覚える
②2級レベルの単語を覚える
③過去問をやる

・英検2級に絶対合格したい!

という方は最後まで読んでいってくださいね。

2級の単語レベルは4,000語

・英検2級の単語レベルはどのくらいなの?

諸説ありますが、3,000 ~ 4,000語と言われています。

実際問題、英検2級に合格するには満点を取る必要はないので、大学入試の単語帳の半分くらい終わっていれば合格する人が多いです。

2級の合格率は25%

2016年から英検の合格率は公表されていません。それ以前の合格率は約25%でした。

わたしが勤めている学校でも2級の合格率は約25%なので、2023年も合格率は変わっていないと思います。

合格の近道は「最短ルート」を知ること

・2級に合格するための近道はあるの?

2級に合格する近道は「最短ルート」を知ることです。

①2級の前に準2級レベルの単語を90%覚える
②2級レベルの単語を覚える
③過去問をやる

多くの人が「準2級レベルの単語」を90%覚える前に、2級の単語を覚え始めます。

ちょっと待ってください。

準2級を受験したときは、語彙問題はできましたか?

できた人は大丈夫です。2級の単語帳からやりましょう。

しかし、準2級の単語があやふやでも合格できた人は少なくありません。

基礎がないと、安定して2級に合格するのは難しいです。

2級に確実に合格したい人は、まず準2級の単語帳からやりましょう

準2級のオススメ単語帳

基本的に準2級レベルの単語帳であればどれも大丈夫です

準2級を受験したときの単語帳を使うのが良いでしょう。

新しく買いたい人はこちらがオススメです。

英検準2級 文で覚える単熟語 4訂版

収録語彙数:1,310語
 (4)
長文 8×10テーマ
 (5)
2022年出版 4訂版
 (5)
おすすめ度
 (5)

英検と言えば「パス単」という声が多いですが、わたしは「パス単」よりもこちらの「文単」をオススメしています。

文単は単語だけでなく、読解の練習や、リスニングの練習もできるからです。

パス単よりも単語の量は減りますが、2級を受験予定の人が準2級を復習するのに手ごろな分量だと思います。

英検準2級 でる順パス単 5訂版

収録語彙数: 1500語 (単語1,100 熟語400)
 (5)
オーソドックス
 (4)
2021年出版 5訂版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

一番オーソドックスなパス単です。

単語はゴリゴリ覚えていくのが好きという人にオススメです。

2級のオススメ単語帳

収録語彙数: 1700語
 (4)
オーソドックス
 (4)
2021年出版 5訂版
 (4)
おすすめ度
 (4)

昔からあるオーソドックスな構成の単語帳です。

レベルがA, B, C の3つに分かれています。リスニングで高得点狙える人以外は、Cまできちんとやりましょう。

収録語彙数:約1470
 (3)
長文10×9テーマ
 (5)
2022年出版 4訂版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

長文で覚える形式の単語帳です。

長文が10 × 9 = 90 もあり、読解の練習になります。

収録見出しは1470あります。しかし、2級レベルよりも簡単な単語がたくさん見出し語として扱われているため、この単語帳だけで語彙問題に立ち向かうのは難しいかもしれません。

文単は単語帳としてではなく、リーディング・リスニング対策として使うといいでしょう。

第1問対策としてはおすすめ度は高くありませんが、リーディング・リスニング対策としては申し分ないです。

過去問をやる

パス単と文単を半分くらい覚えたら過去問をやってみましょう

正答率は50%を下回ってしまうかもしれませんが、早めに過去問をやることは大切です。

過去問をやることで、単語力やリスニング力の現状の力を確かめることができます。

むしろ、2級の参考書をやっていない状態で過去問をやってみるのも1つの手です。

人によってはノー勉でリスニング80%という人もいます。過去問をやることによって、今後どのように勉強すべきかも変わってくるので、なるべく早く過去問をやりましょう

英検2級 過去問6回全問題集

過去問6回分
 (4.5)
オーソドックス
 (4.5)
2022年出版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

一番オーソドックスな過去問です。パス単や文単と同じ旺文社から出版されています。

実際の過去問なので、自分の実力を把握するのに最適です。

ライティングとスピーキングの模範解答が少しレベルが高すぎて参考にならないこともありますが、リーディング・リスニングの過去問としては素晴らしいです。

最短合格! 英検2級 英作文&面接完全制覇

すぐ使える表現150
 (4.5)
1冊で W と S をカバー
 (4.5)
2018年出版
 (4)
おすすめ度
 (4.5)

過去問のところで前述しましたが、過去問のライティングとスピーキングの模範解答が少し、受験生には難しすぎます。

そこでおすすめなのがこの参考書です。1冊でライティングとスピーキングをカバーしています。

使いやすい表現が150も収録されており、過去問と違って受験生使いやすい表現が多いので安心です。

ニガテ分野の克服

最後にニガテ分野を克服しましょう。

これから紹介する参考書はすべてやるというよりも、自分がニガテなものだけ買うようにしてください。

参考書が多ければ多いほど完璧にするまでの復習時間が多く必要になってしまうからです。

まとめ

①2級の前に準2級レベルの単語を90%覚える
②2級レベルの単語を覚える
③過去問をやる

準2級の語彙問題が苦手だった人は、まず復習から始めましょう。

準2級の難しい単語と2級の簡単な単語が重複しているので、2級の単語の暗記もスムーズになります。

過去問はなるべく早い段階でやりましょう。

自分の実力を把握するのに最適です。

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