【2024年度】英検2級の単語レベルとおすすめ単語帳

・2級のおすすめ単語帳が知りたい
・2級の単語帳の選び方がわからない

本記事ではこういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

英検2級のおすすめの単語帳と勉強法!

本記事では2級の語彙問題だけにフォーカスしています。全体像を知りたい方は英検2級に一発合格する勉強法とオススメ参考書を見てくださいね。

英検2級の単語の勉強法

「勉強法」と「単語帳」を間違えなければ、英検2級に一発合格することができます

しかし、やみくもに勉強しても不合格になってしまいます。

今回は、英検2級に合格する実践的な方法をお伝えします。

勉強法

準2級の単語を復習する
 →文で覚える単熟語がおすすめ

② 2級の単語覚える(リスニング苦手)

 →フレーズシステムがおすすめ

2級の単語覚える(リスニング得意)

 →キクタン英検2級がおすすめ
④ 問題集をやる
 →英検2級単語・熟語問題がおすすめ

記事の信頼性

記事を書いているわたしは、英語の教員として約10年ほど。

高校生に英語を指導して、毎年100名ほど英検2級に合格させています。

わたし自身、英検1級の一次試験には3回合格しており、リーディング・リスニング・ライティングすべて80%以上で合格。

1級の語彙問題では 23/25 でした。

単語を覚える勉強法を誰よりも研究しつくしたという自負があります。

読者さんへメッセージ

本記事では「2級の単語がわからない」という方に向けて書いています。

この記事を読むことで、「英検2級のおすすめ単語帳と勉強法」を具体的にイメージできるようになると思います。

受験生へメッセージ

大学受験で2級を使いたい高校生も多いと思います。大学入試で2級を持っていると「英検利用入試」で有利に受験をすすめることができます。

・英検2級にどうしても合格したい!

という方は、さっそく見ていきましょう。

⓪ 語彙問題の勉強方針

2級の勉強の方針は、リスニングが得意かどうかで決まります。

リスニングが苦手な場合は、あきらめて単語を頑張りましょう。裏技はありません。

リスニングが得意な方は、単語は最低限に済ませて「逃げるパターン」もあります。

リスニング得意な人は語彙から逃げてOK

みなさんご存じの通り、英検の配点はリーディング・リスニング・ライティングの3分の1ずつです。

語彙問題はリーディングの一部にしかすぎません。

リスニング・ライティングで8割とって、長文で点数をとれば合格することが可能です。

リスニングが得意な帰国子女や、幼少期から英語に触れてきたひとは、この方法で合格できることが多いです。

リスニング苦手な人はボキャビルする覚悟を持つ

過去問をやってリスニングが半分もいかない人は、語彙問題と向き合う覚悟を決めてください。

リスニングは60%まで伸ばして、リーディングとライティングで80%とるという戦略がおすすめです。

準2級の単語を復習する

リスニングが得意でも得意じゃなくても、準2級の単語からやりましょう

2級の単語はとても難しいので、準2級レベルの単語がわからないと、合格はむずかしいです。

まずは謙虚に、基礎を固めましょう!

① 準2級の単語を復習する

2級の勉強で一番大切なことは、準2級レベルの単語を復習することです。

英検の語彙レベルを比較するとこのようになります。

公立高校入試 < 準2級 <<< 2級

2級の語彙は準2級に比べてはるかに難しいです。

2025年度から準2級と2級の間に新しい級が新設される予定です。
英検公式サイトの発表

新しい級が新設される理由は、準2級と2級の間に大きな壁があるからです。

英検2級の単語レベルは3,800語

と言われています。

とあるサイトでは約5,000語と書いてあります

しかし、2級の語彙問題で毎回満点を取るには5,000語必要なだけであって、合格点を取るためにはそこまで必要ありません。

 2級 ≒ 日東駒専 

2級は大学入試では日東駒専レベルと言われています。

なので、大学入試で有名なターゲット1900やシスタンを完璧に覚えていなくても大丈夫なレベルです。

ただし、英検2級の合格率は25%と言われているので、油断はしないでくださいね。

2級の単語の勉強を始める前に基礎を徹底する

ということを忘れてはいけません。

① 準2級の単語を復習する
② 2級の単語を覚える

多くの受験生が「①準2級の単語を復習する」を飛ばして「②2級の単語を覚える」をやってしまいます。

これだと基礎単語がないのに、難しい単語を覚えるというカタチになってしまいます。

英語力を伸ばすには基礎の徹底がたいせつなので、準2級の単語の復習から始めましょう

基礎固めの単語帳はなんでもOK

準2級の単語を復習する単語帳はなんでもOKです。学校で配られたものや、自分ですでに持っているものを使ってもOKです。

英検準2級 文で覚える単熟語

収録見出し:1,310語
 (4.5)
長文 8×10テーマ
 (5)
2022年出版 4訂版
 (5)
おすすめ度
 (5)

文で覚える単熟語長文で覚える形式の単語帳です。

長文が8 × 10 = 80 もあり、読解の練習になります。

収録見出しは約1,310あります。他の単語帳に比べて収録されている単語が少ないですが、「復習」を目的としているので問題ないでしょう。

リーディング・リスニング対策としても使える

文単は単語帳としてではなく、リーディング・リスニング対策として使うこともできます。

リスニングが苦手なひとも多いので、単語を復習しながらリスニングもやりたい人におすすめです。

英検準2級 単熟語 フレーズシステム

収録見出し:1,431語
 (5)
ミニマルフレーズ
 (4.5)
2022年出版
 (5)
おすすめ度
 (5)

フレーズシステムはシステム英単語の英検2級バージョンです。

ミニマルフレーズが良い

「長い例文は非効率!ミニマル(最小限)フレーズで覚えるシステム」で効率よく英語力をつけることができます。

過去問の分析だけではなく、今後出そうな単語までカバーされています。

まだ発売されたばかりで使っている人は少ないですが、今後人気が増えていくと予想される単語帳です。

出る順で最短合格! 英検準2級単熟語EX 第2版

収録見出し:1,450語
 (5)
例文が簡単&短め
 (5)
2023年出版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

単熟語EX最近人気がでてきている単語帳です。

例文が短くて簡単

システムフレーズは1文ではなく、フレーズ。パス単は1文。

その間くらいの例文の長さなのが単熟語EXです。

準2級の単語帳で一番難しい

大問1の語彙問題に対応できるように、準2級の単語帳の中では難しい単語がのっています。

2023年に大幅改定され、3級に出るような簡単すぎる単語は削除されて、より難しい内容になりました。

フレーズシステムのミニマルフレーズが好きではない人は、この単語帳がオススメです。

英検準2級 でる順パス単 5訂版

収録見出し: 1500語 (単語1,100 熟語400)
 (4)
オーソドックス
 (4)
2021年出版 5訂版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

でる順パス単昔から人気のある単語帳です。

昔は英検の単語帳はパス単しかありませんでしたが、ほかの出版社から英検の単語帳が増えてやや人気が落ちてきました。

一番オーソドックス

一番オーソドックスな構成になっているため、万人受けする単語帳です。

収録見出し語は他の単語帳よりも多いですが、全体的に簡単な単語が多いです。

売り上げNo.1の単語帳なので、みんなと同じ単語帳が安心というひとにはオススメです。

② 1級の単語を覚える(リスニング苦手)

2級の単語を覚えるには「復習」が命です。

半分覚えたら次に行く

この姿勢がとても大切です。1周目が終わった時点で4分の1も覚えていなくてもOKです。

まずは、早く1周することを目標に進めていきます。

1周するのに時間をかければかけるほど、復習のタイミングが少なくなってしまいます。

繰り返しますが、「単語は復習が命」です。

2周目で覚えればいい

このマインドをもってドンドン進めていきましょう。

変な話ですが、「5周終わって半分覚えられればいい」くらいです。

それでは「半分覚えたら次に行く」&「2周目で覚えればいい」というマインドで2級の単語帳を見ていきましょう。

英検2級 単熟語 フレーズシステム

収録見出し:1.972語
 (5)
ミニマルフレーズ
 (5)
2022年出版
 (5)
おすすめ度
 (5)

フレーズシステムはシステム英単語の英検2級バージョンです。

最近発売されたシリーズなので、まだ持っている人は少ないですが、今後人気が上がると思います。

ミニマルフレーズ〇

長い例文は非効率!ミニマル(最小限)フレーズで覚えるシステムで効率よく英語力をつけることができます。

過去問の分析だけではなく、今後出そうな単語までカバーされています。

英検2級の単語帳として個人的に一番おすすめです。

出る順で最短合格! 英検®2級単熟語EX 第2版

収録見出し:2,020語
 (5)
例文が簡単&短め
 (5)
2023年出版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

単熟語EXは例文が簡単でみじかめな単語帳です。

システムフレーズは1文ではなく、フレーズ。パス単は1文。

その間くらいの例文の長さなのが単熟語EXです。

見出し語2,000オーバー

2級の単語帳で唯一2,000語以上のっています。

大問1で無双したい人向けです。

2023年に大幅改定され、簡単すぎる単語は削除されて、より実践的な内容になりました。

英検2級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)

収録見出し: 1,700語 (単語1,300 熟語400)
 (4)
オーソドックス
 (4)
2021年出版 5訂版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

でる順パス単は昔から人気のパス単です。

普通の単語帳

単語があって、意味があって、例文がついている。

だれの期待も裏切らない「ザ・単語帳」です。

でる順Cまでやる

大問1で高得点をとるためには、でる順Cまでやる必要があります。

最初からCまでやるつもりでプランを立てましょう。

③ 2級の単語を覚える(リスニング得意)

これから紹介する単語帳は、リスニングが得意な人向けです。

語彙問題は必要最低限でOKという人が使いましょう。

キクタン英検2級 改訂版

収録見出し: 1,120
 (3)
シリーズが多い
 (4.5)
2017年出版
 (4.5)
おすすめ度
 (4)

キクタン英検2級は収録見出し語が1,120です。さきほど紹介した「英検2級単熟語EX」は2,020なので、約半分です。

・キクタンで語彙問題で高得点とれるの?

正直、無理です笑

先ほどからお伝えしている通り、語彙問題は必要最低限で半分くらいを狙うことになります。

大問1はある程度で済ませて、リスニングで高得点を狙いましょう。

聞く単 (キクタン)

キクタンは軽快なBGMに合わせながら音読をします。

「耳から覚えるのが得意」というひとにオススメです。

シリーズが多い

キクタンはシリーズが多いので、今までキクタンを使ってきた人にオススメです。

良くも悪くも収録語彙が少ないところが良いところです。

でる単語だけ大特訓 英検1級TOP800

収録見出し: 950
 (3)
レイアウト◯
 (4)
2020年出版
 (5)
おすすめ度
 (4)

でる単語だけ大特訓は英検1級の参考書をたくさん出していることで有名な植田一三さんの本です。

植田一三さんの本はレイアウトが微妙なことで有名(笑)ですが、この本のレイアウトは見やすいです。

収録見出しは950 (単語600 熟語350)

タイトルに600とありますが、熟語がプラス350で合計950収録されています。

そのため、キクタンとほぼ同じくらいの収録数です。

省エネ合格を目指す

本の左上に「省エネ合格」と書いている通り、必要最低限の単語帳です。

リスニングで逃げ切りを狙っている方にオススメです。

④ 問題集をやる

2級の単語を半分くらい覚えたらアウトプットを始めましょう。

アウトプットのタイミングはなるべく早い方が良いです。

なぜなら、アウトプットをすることで長期記憶が促されるからです。

こちらも自分が好きな1冊を選んでくださいね。

英検2級単語・熟語問題

500問×4択=2,000
 (5)
レイアウト〇
 (4)
2022年出版
 (5)
おすすめ度
 (4.5)

英検2級単語・熟語問題は大問1の問題がたくさん集まった問題集です。

単語リスト付き!

問題で出てきた正解選択肢と間違い選択肢の単語リストが別冊でついています。

間違い選択肢の復習がとてもスムーズにできます。

発音記号はついていない

単語を覚える系の問題集なのに、発音記号がついていないのはマイナスポイントです。

2級の語彙問題集はこれだけ

語彙問題集はこの参考書だけです。後述する「問題完全制覇」は、語彙問題を扱っているページが合計40ページしかありません。

よって、網羅的に問題をやりたいひとは、旺文社のこの問題集しか選択肢はありません。

リーディング&リスニング問題完全制覇

語彙問題は少ない
 (1.5)
レイアウト〇
 (4)
2022年出版
 (5)
おすすめ度
 (2)

リーディング&リスニング問題完全制覇は良くも悪くも、大問1にフォーカスしたものではなく、長文やリスニングも取り扱っています。

大問1の問題集としては弱い

大問1を扱っているページが40ページくらいしかないので、大問1を鍛えたい方にはおすすめできません。

解説は詳しい!

解説は詳しいです。語源やよく使われるフレーズについて紹介されています。

単調な単語暗記にうるおいを注いでくれます。

この参考書は、語彙問題だけでなく、全体的に対策したい人向けです。

⑤ おすすめしない単語帳

おすすめしない参考書を紹介します。

しかし、タイパと効率を考えた時に、1級合格にはおすすめできない単語帳です。

それでは見ていきましょう。

鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁 改訂版

収録見出し:3,100語
 (1)
レイアウト〇
 (4)
2020年出版
 (5)
おすすめ度
 (1)

鉄壁は本の表紙に書いてある通り、東大向けの単語帳です。

語源やイラストが豊富

イラストが多く、語源のイメージをつかみやすいので、長期記憶に残りやすいです。

派生語も充実しているので、漏れなく単語をおさえることができます。

2級にはオーバースペック

鉄壁は2級には完全にオーバースペックです。

鉄壁を完璧にすれば、ほぼ確実に余裕合格することができます。

しかし、2級合格に向けて約3,000語の単語を覚えるのは遠回りと言わざるを得ません。

⑥ まとめ

今まで紹介してきた単語帳のまとめです。わたしだったらこれを使います。

文で覚える単熟語で2級の復習をする。

リスニングが苦手な場合は、フレーズシステムで語彙問題で高得点をねらう。

リスニングが得意な場合は、キクタン英検2級で大問1は最低限で逃げ切る。

英検2級単語・熟語問題でアウトプットをして長期記憶につなげる。

⑦ さいごに

勉強法

準2級の単語を復習する
 →文で覚える単熟語がおすすめ

② 2級の単語覚える(リスニング苦手)

 →フレーズシステムがおすすめ

2級の単語覚える(リスニング得意)

 →キクタン英検2級がおすすめ
④ 問題集をやる
 →英検2級単語・熟語問題がおすすめ

さいごまでご覧いただきありがとうございます。この記事はわたしが高校生に教えて、実際に何人も合格させた勉強法です。多くの方に再現性がある勉強法だと自負しています。

この方法が必ず正しいとはかぎりませんが、参考になれば幸いです。

こちらの記事も、ぜひ読んでくださいね。

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