準2級プラスについて知りたい!
準2級プラスについてわかっていることを解説します!
いつき先生
記事を書いているわたしは、英語の教員として約10年ほど。
1級の一次試験には3回合格しており、リーディング、リスニング、ライティングすべて80%以上で合格。
英検1級15回目の挑戦で初合格しましたーーーー!
— えいごふる@英検対策 (@eigoful2) March 9, 2021
本当に長かった。支えてくれたツイッターの皆さまとオンライン英会話の先生方に感謝です!
本当にみなさんありがとうございました😂 pic.twitter.com/NFry8pHdbL
準2級プラスの名前の理由
①分かりやすい名前
②ポジティブな名称
わかりやすい名称
新設級が準2級の上の級 (準2級と2級の中間級) で、2級合格に向けた足掛かり級であるという、 級の位置づけやレベルがわかりやすい名称とした。(英検協会HPより)
準2級プラスの名前は、準2級と2級の間であることが分かりやすい名前になりました。
ポジティブな名称
より多くの英語学習者が 準2級を超えるレベルを目指し、前向きに学習のモチベーションを高めていただくため、「プラス」というポジティブな名称とした。(英検協会HPより)
英検2級プラスの「プラス」にはポジティブなイメージがあるので、プラスになりました。
X では「2級に合格できない」ので、「2級マイナスにすればいい」という声もありましたが、さすがに2級マイナスはネガティブですよね…。
準2級プラスの導入背景
① 準2級と2級の間には高い壁がある
② 5級から準2級まで各級1年で合格
※準2級から2級は約2年かかる
準2級と2級の間には高い壁
緑色は5級から2級まで合格している人のデータ。
【緑色のデータ】
5級→4級に合格するまで 6.8か月
4級→3級に合格するまで 8.8か月
3級→準2級に合格するまで 13.6か月
準2級→2級に合格するまで 18か月
たしかに1年半もずっと合格できていないと、モチベーションがわかないですよね。
※青はまだ2級に合格できていない人が2級に合格するのにかかる時間の推定値です。
2025年度より準2級プラス開始
準2級プラスは2025年度より開始予定です。
思ったより早いですね。
準2級プラスのCSEスコア
準2級のCSEスコアがどうなるのか見ていきましょう。
ちょうど準2級と2級の間の2500点満点です。
一次試験の合格点は1402/1875点、二次試験の合格点は427/625点です。
問題形式
問題形式について解説します。
R31問、L30問、W2問
リーディングは31問です。語彙問題は17問、空所補充は6問、長文問題は8問です。
リスニングは会話問題が15問、説明文の問題が15問です。
ライティングは2級と同様、英語要約問題が出題され、意見を言う問題は50~60語の問題です。
試験時間について
筆記: 85分
リスニング: 25分
二次試験: 7分
試験時間は従来の2級とまったく同じ時間です。
さいごに
準2級プラスの導入について紹介しました。
おそらく今後2級プラスや準1級プラスも導入されるのではないかと、わたしは予想しています。
2024年度には英語ライティングが導入予定で、2025年度には準2級プラスが導入。英検協会が動いています!!
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